最初に

何すればいいの???

ここでは「終活」という言葉を使いますが、今では多くの事業者や専門家がこの分野に入ってきています。
そして、「これをした方がいいですよ」「こうしておくと安心ですよ」と、一般の人よりたくさんの知識をもとに、いろいろな方法をすすめてきます。

しかし、一般の方からすると、言われていることがピンと来なかったり、むずかしく感じたりします。
その結果、「まあ、まだいいか…」と先延ばしにしてしまい、気づいたときにはタイミングを逃してしまうことがあります。

それも無理はありません。

元気に毎日を過ごしている人に「遺言を書いた方がいい」と言っても、「いや、まだ元気だし…」となってしまいます。
また、「面倒なことをするくらいなら、別にいいか…」と思ってしまうのも自然なことです。

 

具体的に何から始めるのか?

何をしたらいいのか考えるときは、これまでのご自身の経験を少し思い出してみると、ヒントが見つかるかもしれません。

たとえば、ご両親や祖父母が、どんなことで困っていたでしょうか?
「縁起でもない」と思わずに、ちょっと想像してみてください。
祖父母が亡くなったとき、ご両親やその兄弟の方々(ここでは相続人と考えてください)は、どんなことで大変そうにしていましたか?
その中に、終活でやっておくとよいことが隠れているかもしれません。

最近は、「自分らしく生きる」「あなたの思いを形に」といった言葉で終活が紹介されることがあります。
でも、よく考えてみると、多くの方はすでに“自分らしく”生活しているのではないでしょうか。

それよりもまず大切なのは、


「自分にもしものことがあったとき、残された家族が困らないようにしておくこと」


かもしれません。これが、終活の最初の一歩だと思います。

祖父母が亡くなったとき、ご両親はどんなことで苦労していたでしょうか?
そして、もしあなたに万が一のことがあったら、ご家族はどんなことで大変になりそうでしょうか?

あなたの思いを形にすることは、その次の段階でゆっくり考えていけばいいと思います。

 

一緒に、何からすればいいのかを考えましょう。